自覚し始めたのは高校3年生のときでしょうか。
私は、けっこうな頻度で見知らぬ人に話しかけられることがあります。月平均に均すと1~2回です。そんな今までの体験を、話しかけられた内容別にまとめてみました。
道を聞かれる
これが圧倒的に多いです。これくらいだったら皆さんもけっこう体験しているかもしれません。珍しい事例をいくつか紹介します。
初めての仙台の街中でお店の場所を聞かれた
私は、高校卒業と同時に地元である長野を離れて仙台で一人暮らしを始めました。引っ越しをとりあえず終えて、いよいよ一人暮らしだ!と解き放たれたウサギのように、心細く初めて街に出かけた日のことです。当てもなくただキョロキョロしながらウロウロしてたところ、年配の女性から、
「なんとかってお店にはどうやって行ったら良いですか?」
といきなり話しかけられました。もちろん知りません。
「あっ、すみません。私もこの街来るの初めてなもので。。。」
とすごすごと役にも立たない応対をしました。
私が言いたいのは、「何で私がそのお店を知っているのかと思ったか」です。けっこうキョロキョロと辺りを見渡しながら、初心者丸出しで歩いていたと思います。しかも私は当時18歳。年配の女性からすれば声をかけやすいのでしょうか?
初めてのパリで外国人観光客に1日に2回道を尋ねられる
さて、この件はタイトル通り、もう突っ込みどころ盛りだくさんです。
順番に、”初めてのパリ” × “外国人観光客” × “1日に2回” と、かなり珍しい状況であることはご理解いただけたかと思います。状況を詳しく説明しましょう。
2013年だったかと思いますが、仕事の関係でフランスに出張していました。出張の本来の目的は導入する新設備の検収でしたが、海外出張では、市場調査といって海外の文化も含めた需要やマーケットの調査をすることが通例となっていました。早い話が【観光】です。そこで、本来の目的が完了した後の1日間、パリの街を散策する時間が取れたのです。
一緒に数名のメンバーがいましたが、それまで、できもしない英語の通訳なんかもやらされていたのでそれに辟易してしまい、パリ散策は各自自由行動として、私は一人で行動することにしました。
その1日(正味5時間程度)の間に、私は2度も外国人観光客に声をかけられ、道を尋ねられたのです。
1回目は、数名で来ていた欧米人風の人たちです。
「オペラ座はどこだ?」
と聞かれました。幸い、オペラ座は既に散歩してきたところだったので場所はわかりましたので、汚い英語で、
「ゴー、ワンブロック、オーバーゼアー、ゼン、ターンレフト、アバウトファイブミニッツ、ユーウィル、スィーオペラザ、ライトハンド!」
とか言って乗り切りました。(あのときの人、拙い説明でごめんなさい!)
2回目は、後ろから歩いてきたイタリア人っぽいカップルです。なぜイタリア人と分かったかいうと、私の後ろで場所がわからない議論を繰り広げていたからです。そして「前に歩いてるジャポネに聞けばわかるんじゃない?」的なことを言っているような気がしました(イタリア語なので本当にそうかはわかりませんが)。なんとなく巻き舌っぽい感じだったのでイタリア人だったのでしょう。
「ルーブル美術館はどこだ?」
と聞かれました。
「。。。やばい、正確にはわからん。南の方だった気がする。。。」
とはいえ、当時の私の英語力ではそのことを全く説明できません。ですので、
「メイビー、サウスサイド、バット、ソコカラハアイドンノー!」
的な出川哲郎と同レベルの感じでやり過ごしてしまいました。(あのときの人、適当に応えてしまってごめんなさい!)
何はともあれ、「なぜ、パリの地で他にもたくさん人がいるのに、明らかにアジア人の私に道を聞くのか」それだけが未だに大きな謎です。
バスや電車の乗り方を聞かれる
これも良くあることかもしれません。が、私の場合は普通の人とは少し違います。どう違うのか事例を紹介しましょう。
なぜかわざわざ私に聞く
特に駅前とかのバス停ではそれなり人が並びます。そんな中、
「このバスはドコドコ行きますか?」
「並んでいる列はどこ行きのバスに並んでいるのですか?」
といったことを尋ねられることが多いです。
たくさん人が並んでいる中、なぜ自分が選ばれるのか、それはイヤホンをしていようがヘッドホンをしていようが結構聞かれます。なぜか?その答えは全く分かりませんが、なぜか結構聞かれるのです。
全然知らないことも当然知っているかのように聞かれる
「どこ行きのバスに並んでいるのか」はともかく、「ドコドコ行きますか?」は、自分も当然全てのバス停を知っているわけではありませんし、自分が降りる先のバス停なんて知ったこっちゃありません。この手の質問は本当に困ります。ふつうは、
「ドコドコ行きたいんですけど、わかりますか?このバスはそこに行きますか?」
という聞かれ方であればわかるのですが、
「ドコドコ行くにはどうしたら良いですか?」
という質問なのです。制服も着ていない自分がバス会社の人にでも見えているかどうかは分かりませんが、こんな尋ねられ方が多いです。
ただ、分からなかった場合、
「今、調べてみますね。」
「バスの終点は分かりますか?」
「近くの他のバス停の名前わかりますか?ドコドコの次とか。」
と質問したりしながら、とにかく調べて全力で応えてあげます(笑)
「写真撮って」と頼まれる
これは、ディズニーランドやらの観光地であれば良くあることなのかと思いますが、私の場合はその頻度が違います。
善光寺で2時間に3回お願いされた
高校3年生のときです。つまり、自分が声をかけられやすいのかなと自覚をしたときです。当時お付き合いしていた人と高校近くの善光寺に行ったときのことでした。
歩いていた時間は2時間もないと思うのですが、その間に観光に来ていた人に3回写真をお願いされたのです。
「もしかしてそういう人だと思われてる?」
というほどの声の掛けられ具合で、彼女には笑われました。
なぜか私に声をかけられる
これはバスの件と同じかもしれませんが、ぞろぞろと複数人で歩いていても、なぜか私が声をかけられます。妻の家族と東京農業大学の収穫祭に行ったときも、自分は初めてだったので結構キョロキョロしながら歩いていたのですが、着くなり早々、
「正門をバックにお願いできますか?」
となぜか私にお願いされました。
「他にも人はたくさんいるだろうに、なぜ?」
という感じです。
そんな自分を受け止めて
「なんで自分なのか?」
という明確な答えはないのですが、まぁ何やら声がかけやすいのでしょう。
そんな自分はそんなに嫌いじゃないです(笑)
「なんで自分なのか」の答えが知りたいのは、その強みを最大限に生かしたいからです。今は適切な言葉が出てきませんが、何かでズバッと強みとしたいので、何かしら良い言葉や、他にも同じような体験をしている人の特徴なんかを表す言葉を募集しています!
今後も、私の性格的な部分も機会あれば紹介していきます。
乞うご期待!
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