さて、中小企業診断士の二次試験(論述試験)の不合格が判明してから2週間以上が経過しました。心もだいぶ落ち着いてきたため、今回から、中小企業診断士への再挑戦を綴っていこうと思います!
(こちらが試験不合格判明直後に書いた記事です。良くここまで立ち直りました(笑))
まずは、今年不合格だった反省から書いていきます。これから中小企業診断士に挑戦する人、また、同じく二次試験に再挑戦する人に読んでいただければ幸いです。
中小企業診断士試験一次試験の受験について
幸いにも私は今年の1次試験に合格していますので、来年も二次試験の受験資格はあります。したがって、主に二次試験(とりわけ論述試験)の対策に注力していこうと思います。
中には、来年の二次試験に不合格だったときのことも考え、保険で一次試験を受験すると決めている方も多いようです。全科目合格することがもちろん理想ですが、最悪科目合格だったとしてもその翌年は少し負担が軽くなります。しかしながら、私は2018年12月24日時点では、一次試験の受験に関しては保留にします。
保留にする理由は以下の3点です。
1. 7科目全ての受験をしようとすると、それなりの勉強時間を要することになる。
2. 二次試験の基礎知識として必要な科目は、企業経営理論、財務・会計、運営管理、経営情報システムの4科目に限られる。
2. 出来れば一次試験は避けたい(今年受けてみて体力・精神力が相当しんどかった。。。)
3. 中小企業診断士資格そのものにはそんなにこだわっていないかもしれない。その後の仕事に必ずしも資格は必要ないかもしれない。
仮に、申し込みの時点(2019年5月)で気持ちが変わっている可能性もあります。その際には受験してみようと思います。
今年の反省~初めて中小企業診断士試験に挑戦してみて~
中小企業診断士二次試験(論述試験)は、明確な対策が一番わかりにくい試験でもあります。今年も自分なりにやってきたつもりではいました。ところが不合格。何かがいけないのでしょう。
通知されてきた結果は以下の通りでした。
事例Ⅰ(組織・人事):A
事例Ⅱ(マーケティング):B
事例Ⅲ(オペレーション):B
事例Ⅳ(財務・会計):B
総合:B
※A:60点以上, B:50~60点, C:40~50点, D:40点未満
試験時の感触ではどれも同じ程度でできていそうだった感じがあったので、その感触とは大きな相違はないようでした。強いて言うなら事例Ⅳはもっとダメだと思っていたくらいです。
ちなみに、こんな勉強方法をしていました。
(中小企業診断士二次試験対策 これだけだと失敗する!~独学70日の記録~)
さて、改めて振り返り、以下の2点の敗因を考えました。
基礎となる一次試験の知識が不足している
これは、私が一次試験の勉強時に二次試験をあまり意識することなく勉強していたことが反省として大きいです。いろんな中小企業診断士試験突破のウェブサイトや王道みたいなことがある中、一次試験のときに二次試験を意識することが重要であるということは比較的大きな共通する対策でもあるようです。
その点、私はあまり二次試験を意識することなく勉強していたため、二次試験での一次試験の知識の生かし方をあまりイメージする場面が少なかったため、引き出しが他の人と比べて少なかったと言えます。
事実、正解がわからないと言われる二次試験の中で唯一正解がある事例Ⅳ(財務・会計)に関しては、一次試験でも得意科目としておく必要がありますが、私は足切りギリギリの44点でした。事例Ⅰ、事例Ⅱの基礎知識としても重要な企業経営理論も、比較的苦手科目として点数が伸ばせませんでした。
(>>2018年の一次試験の結果はこちら)
解答の論述がロジカルではなかった
今年の私の勉強法は、解答に必要な要件を可能な限り多面的に抽出し、その要件を可能な限り制限文字数内に盛り込んだ解答を作るということばかりを考えていました。その結果、解答の要素の数としては挙げられるようになったものの、解答の中身は論理性に乏しく、因果関係もわかりにくく全然伝わらない、という事態に陥っていた可能性があります。
二次試験は、机上での企業診断です。解答の論理性や因果関係の明確化は、診断士の仕事を考えると必須と言えると思いますが、私はとにかく要件を盛り込む方針で挑んでしまったため、『小さい粒がいっぱい』の解答になってしまっていたと思います。狙うは、『点と点を線で結び付けて線を通し、結論を導く解答』です。
反省は次へのスタートライン
さて、今年はダメでしたがいつまでもくよくよしているわけにもいきません。反省をしたところで、次なる合格へのロードマップを描かなければなりません。
次回は、その自分なりのロードマップを描いていきます。
乞うご期待!
ちなみに、一次試験から挑戦される方は、こちらの教材をお勧めします。安価で時間の拘束も少なく、自分で勉強時間を自由に確保したい人には特にオススメです!
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コメント
[…] の2点についての反省をしました。(反省に関する詳細はこちらの記事で) […]